なぜ今年は雪が少ないのか❓
日本各地で雪が降らない新記録が更新されている。
僕が住んでいる広島市も例外ではない。
地球温暖化のせいにすれば話は終わるが、それなりに理由があるらしい。
山陰中央新報1月25日版に良い記事があったので、まとめてみた。
大陸からの気流が朝鮮半島の山脈手前で二手に分かれ、日本海で再びぶつかり合い上昇気流となって雪雲ができやすくなるそうだ。 他の方面からの気流も日本海に流れ込み、それらが雪雲をどんどん作っていく要因にもなるのだろう。
この雪雲が日本海側に雪をふらせ、そのおこぼれがたまに瀬戸内側の広島市内にも雪をもたらしていたのか。
だが今年は冬の偏西風の勢いが強く、この図式を一変させているのだろう。
この説が正しいとすると、今冬はたまたま偏西風が強いせいで雪が少なかったが、来シーズン偏西風の勢力が弱ければいつものような冬になってくれるのだろうか?
山地で農業をする人には水不足で困ることは無いようだが、平野部での農業者には山に雪が積もってくれていた方が春の田植えなど多量に水が必要になるときも困らないそうだ。
2月、3月ともう少し冬は続くが、少しは雪が降って冬らしい冬を実感したいものだ。