広島おやじのよもやま日記

農業、プロレス、サッカー、etcを語ります。

自分たちの歴史を否定する国にどんな未来が待っているのか?

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米国で発生したBLM(Black Lives Matter)運動が世界に飛び火している。

英国では奴隷貿易に関わった人物の銅像が市民たちの手で強制排除された。

写真を見ても下手人(あえてこのように表現するが)のほとんどは非黒人だ。

奴隷貿易の直接の被害者である黒人の子孫が手を下すのなら、まだ理解できる。

自分たち白人の先祖が昔やったことを恥だと思っての行動だろうが、数年前の地中海を渡って来た移民への過剰なまでの宥和政策も含め欧州人の自己分裂病がこんな形としても現れているのかと考えると、なんだか悲しくなってくる。

奴隷制度は道徳的に考えれば悪いことに決まっている。ただアフリカやカリブ海などからゴムや綿花などを欧州や合衆国に持ち込み、加工・商品化して売りさばいて富を築いて産業革命をなしとげ、近代化を進めて現在に至る、その恩恵に預かってきたのが自分たちの数代前からのご先祖、そして自分たちだと考えれば、おいそれとはこんな自分たちの歴史に泥を塗るような行為はできないと考えはしないのだろか?もしくは躊躇するものではなかろうか?

様々な人間、さまざまなモノの考え方があってしかるべきだが、天に唾するとも思えるこのような所業の顛末を注意して見ていきたい。

 

 

 

セロリ種まきの準備を進めています

例年より気温が低めがちの4月だったが、ゴールデンウイークが近くなるにつれようやく暖かくなってきた。

セロリは最低気温が15℃を十分上回ってきた時は種まきの適期と言われている。

私の畑は晩は冷え込む場所なので、慎重を期したい。

今の畑の状況はこんな感じです。

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緑肥として昨秋に種まきして1メートル以上に伸びたライ麦を刈り取りした後の状況。

ライ麦をしばらく干して敷きわらとして使うつもりだ。

日本気象協会のアプリで毎日最低気温、最高気温をチェックしているが、畑の地温の実際の日内変動を確認するために、『おんどとり』というアイテムを土の上に設置してみた。

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これで1時間ごとの地温を測り、最低気温が15℃を十分に上回ることを確認してから種まきしたいと思う。今のところ見込みは5月15日くらい。

それまでに、残りのライ麦のすき込み、耕うん、施肥などの準備を進めたいと思う。

 

 

 

3月終わりに思うこと

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日本をはじめ世界で急激な変化が起きています。

人種のるつぼ、ニューヨークもその例外でありません。

ヒトの活動が制限されて、タクシーも休業状態です。

コロナウイルス感染症の患者がニューヨーク州で加速度的に増え、医療現場では人工呼吸器の不足が問題となっています。

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最初の感染爆発地、武漢では感染増加初期に重症患者に人工呼吸器を含めた医療を十分に提供できなかったことが、感染増加に至った要因とも言われています。

イタリア、アメリカ、イギリスなどで医療の最前線が必要としている人工呼吸器をいかに迅速に供給できるかが、課題となっているようです。

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いざモノが必要となっても、ヒトやモノの往来が滞っている時には他国から持ってくることもできません。

自分の国で作るしかありません。

製造業がピークからするとかなり縮小している英国では、専業の医療機器メーカーが少ないようで、いかに呼吸器を製造するかが喫緊の課題のようです。

数少ない製造業で頑張っている世界的企業にダイソンがありますが、急ピッチで英国内で人工呼吸器を開発・製造しようと態勢を整えようとしています。

 

日本は、まだここまでひっ迫した状況では無いと思われます。

ただ、『明日は我が身』とよく言うじゃないですか。

御多分に漏れず、かなりの製造現場を外国に移転させた日本。

あまりに行き過ぎると、今回のような不足の事態になった時ににっちもさっちも行かなくなる。

そんなことを考えてしまう、昨今の状況です。

 

コロナウイルス感染対策を考える

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感染症の成立要因

コロナウイルス感染症の拡がりに収束の気配は未だ見えない。

私は畜産関係の仕事をしているが、牛の農場ではコロナウイルス感染症は以前から馴染みがあった。

もちろん畜産の世界のことが全て人間の世界に当てはまることは無いと思うが、対策のいくつかは応用できるのではないか、と考える。

ウイルスに限らず感染症対策を考える場合、上記のように病原体、環境、個体の観点から成立要因、予防要因を検討すると話がわかりやすい。

病原体としてのウイルス対策としては、ウイルス接種が手っ取り早いが、実用化にはまだ時間がかかる。

 ワクチンも完璧では無い。ワクチンを接種したとしても、発症を100%防ぐことはできない。もし発症したとしても軽症で済むくらいでOKというくらいに構えていた方がよい。

ウイルスは生体の中でしか、増殖できないはず。間違えていたらすみません。

ウイルスが体の中に入ってくる前に、皮膚や口腔粘膜、鼻腔粘膜などでいかにディフェンスできるかが大事ではなかろうか?私はちょっと調子が悪くなりそうになったら、舌を口の中で上下左右にペロペロ動かして唾が出ることを促して、唾の中のラクトフェリンが働いてくれることを祈ってる。

 

皆さん、私に限らず自分なりの健康チップスを持っているだろうが、そういったものを駆使して、何とかこの鬱屈とした何とも言えない重苦しい社会状況を乗り越えて行きたいものである。

 

 

 

 

 

 

サンフレッチェ広島にMVPが誕生か?

昨日エディオンスタジアム広島(通称エディスタ山)に20シーズン初観戦してきた。

昨シーズンは12回くらいの観戦だったが、今年はほとんどが土日に試合が組まれているし、過酷な観戦となる夏の時期にはオリンピックによる中断時期があるので去年よりはエディスタ山には登りやすいのではないか、と思っている。

さて、対戦相手は鹿島アントラーズ。メルカリに買収され監督・選手などチーム陣容がだいぶ変わったが、依然Jリーグの盟主として誉れ高き相手にどのように戦うのか、期待と不安が入り交じる中ホイッスルを迎えた。

いつも前半戦で左サイドの動きがよくわかる位置で観戦している。去年も今年も左サイドは柏と森島を中心に攻撃を組み立てているが、昨年との違いは森島のポジショニング、ボールの受け方、パスの精度など全てがレベルアップし、いつまで広島は今年33歳を迎える柏頼みなのか?と思っていたが、その不安は完全に払拭されたこと。今年23歳を迎える新10番にシーズン最後まで怪我なく駆け抜けてほしい。

試合はその森島のアシスト、得点による活躍もあり、思わぬ3-0の勝利。上出来である。前線のヴィエイラペレイラ、森島の関係性が去年よりも更に深化し、それが結果に結びついたという印象。やはり続けていかないと、結果がついてこない。

強かったときのバルセロナの前線がMNS(メッシ・ネイマールスアレス)とネーミングされていが、今年の広島にはMVPトリオによるゴール量産を期待したい。

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広島のMVPトリオ

 

春シーズンの畑をどうするか?(基本方針)

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2月時点の畑の状況

去年から父の農場の一部を借りて、農作業を始めた。

去年は1月に緑肥としてヘアリーベッチを種まき、4月にすき込み、その後枝豆、

バジル、セロリを植え付けた。

それぞれ自分の食卓に並べそれなりに楽しむことはできたが、満足の行く出来ではなかった。

まだまだ土づくりをしっかりしないといけないので、12月に今度はライ麦を緑肥として種まきし、写真のような状況に至っている。

 さて今年何をつくろうか、と色々考えたが、セロリを作ってみようと思う。

理由としては、3つ。

①セロリが美味しいことを発見した。特に茎の部分を酢漬けすると絶品。自分の家族だけでなく、周りの人たちにもお裾分けしたいと思う。

②セロリの種は1mmもあるかないかでとても小さい。去年も1,000個ほど種まきして満足してできたのは10株にも満たない。手間暇かかるが再チャレンジしたい。

③自分の借りている畑は東方向、南東方向は竹やぶに囲まれているので、冬春は11時くらいにならないと満足に日差しが入らない。春夏シーズンは他の場所よりも1日の中で高温になるのが遅くなる。この環境条件が至適温度が15-25℃のセロリ作りに活かせないかと考えている。

 

この中でもやはり③の環境条件が野菜づくりにはとても大きいと思う。

今年の夏も、良い加減に収まらない高温、大雨に何度となく脅かされるとは思うが、

実りの秋を迎えられるように、準備していきたいと思う。

 

 

 

 

 

ソマリアでイナゴが大量発生。食糧危機の恐れも。(その2)

イナゴが異常に繁殖して人が作った作物を食い荒らし、人々が飢餓に瀕する。

このことは、もちろん今に始まった話ではない。

前回はバッタと書いた。元ネタの記事にあった英単語“locust”をバッタと訳したが、イナゴの方がしっくりくるか。

詳しいことは元ネタの記事のURLを最後に張り付けるので、それを参照にしてほしい。

先日農薬メーカーの方に会ったが、時間少なくこの話題に触れることはできず。

しばらくひとりぼっちの自由研究を進めてみたい。

イナゴのライフサイクルは、恐らく以下のとおり。(間違えていたらごめんなさい)

 卵→ふ化→幼虫(容姿は成虫に近い)→成長→成虫(繁殖可能)

ある程度増殖してしまってから対策を打つ場合、繁殖可能な成虫を減らしていかないとイナゴの大群をコントロールできないはずだ。

麦かトウモロコシか何かわからないがガジガジ食べている最中にイナゴに薬を散布すると多分その作物を食用にすることが難しくなるから、それよりは大群でブーンと飛んで移動中のイナゴに上空から農薬を散布する方がペストコントロール的にも食糧生産的にも良いのだろう。

問題はやはりお金だ。この方式だと農薬はもちろんのこと、上空から散布する飛行機かドローンも必要だし、それを操縦する技術者も必要になる。

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イナゴの脅威に晒されている国々

この地図によると、ソマリアだけでなくケニアエチオピア、イエメン、パキスタンなどでイナゴの食害が発生する可能性があるようだ(出典は最後に記す)。

 

イナゴの駆除にもお金がかかる。

お金が無いと害虫駆除も十分できず食糧生産もままならない。

国際機関の推計によると、最大で地球人口の10人に1人がイナゴの食害に影響を受けるという。

数十億円規模の国際援助が求められているようだが、何か援助できる機会があれば参加してみたいとも思う。

 

今回参考にしたのは以下のURL。記事中のマップも同様です。

www.bbc.com